DARK MOOR / TAROT
2007 Released
興奮度 ★★★★☆
スペイン出身のドラマティック・パワー・メタル・バンドの企画盤を含む7作目。前作や前々作よりも日本デビュー当時の音楽性に戻った感はあるのだが、離れたファンを取り戻すために無難にまとめ上げたとも思える内容の作品である。ヴォーカリストのアルフレッド・ロメオの歌唱に関しては向上が著しく、同時にバンドの演奏力の進歩も感じ取る事が出来る。間違いなく、エリサ・C・マーティン脱退以降では最高傑作であろう。また、クワイヤやシンフォニックな劇的旋律が至る所から飛び出してくるので、最初から最後まで高いモチベーションを保ったまま聴く事ができる。"THE
STAR"や"WHEEL OF FORTUNE"などのキャッチーな疾走チューンは、彼らに求めているモノそのものであり、作品を締めくくる大作、"THE
MOON"でのクラシカルかつ劇的展開には圧巻である。しかし、バンドのオリジナル・メンバーが、リーダーでギタリストのエンリク・ガルシアしかいないバンドになっていたとはね〜...。
お気に入り収録曲: WHEEL
OF FORTUNE |
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